社長ブログ
それって誰の味方?
事業を行っている上では、人に頼ることってたくさんあります
そもそもの目的を振り返ると「事業を成長させるため」というのが目的であるはずなのに、
どうしたものか途中振り返ってみると
「ん?この人って誰の味方なの?」
と思うようなことってあると思います
よくある例で言うと、外部顧問の税理士、社労士
創業当初、ビジョナリーカンパニー2という本を読んで衝撃を受けました
(詳しくはググって)
一般的に成長している企業、それを遥かに凌ぐ飛躍している企業との違いが書いてあり、その中で
「会社のバスに誰を乗せるか、また誰を下ろすかを決めて実行する」
創業当初なんかは特に余裕なんてなく、限られた人材・資金の中では
「理想はそうだよなーでも実際には難しいんだろうなぁ」と思いつつ
ただ自分の中で何かが見えた気がしました
それがボディーブローのように効いてきて
私の事例で言うと過去の税理士がまさにそうでした
焼肉という商売柄「原価は高くても仕方ない」
最初は「この人分かっている」と思うのですが、
経営を改善したいとなった時に相変わらずそればかり言われて
そもそも私としては
「給料を増やすための原資を増やして勝ちパターンを作りたい」
「人に困らない体制作りにはまずは給料を上げてあげないと」
それを手がけるには40%を超えている原価率をどうにかしたいという思いがあったのですが、
毎度そのアドバイスはなくこちらが提案しても跳ね返されることが多くなり
だんだん「これって誰の味方なの?」と思うようになってきました
それでも5年くらいは付き合っていたのですがね笑
(なかなか変えづらいものって分かりますよ)
飲みとかもよく行っていたので気心が知れた仲だとは思うのですが、
ベクトルが違うというのをずっと抱えている感じでしたね
その道のコンサルを招くようになり、財務のコンサルも入れて
本当の専門家からアドバイスをもらってまたまた衝撃が走りました
目から鱗のオンパレードで、
「なんでもっと早くやっていなかったんだろう!」と思いましたよ
特に難しいことなんかは一つもなく、ただ単に正しいやり方を教わる
独学でやりがちでそれでも良いとは思いますが、部下がいる以上は結果が出やすい
もっと言うと結果にこだわれる体制作りも重要だと勉強しました
振り返ると「出来ない理由」ばかり言われていて
専門家の人たちは「どうすれば出来るか」のアドバイスを頂ける
これがチームの成長につながりました
言い方は悪いですがノイズが減り、
本来集中できるポイントに特化出来ることが可能となりました
原価率も10%は削減出来ましたし、スタッフの良い循環も出来ましたし
それらが蓄積されて今があります
税理士は変え、新しい税理士の方は柔軟かつアドバイスも頂けて
良いチームの共通は誰の味方ってキーワードが重要かも知れませんね
2024/05/09